●リューデスハイム
リューデスハイムはライン川にあるワインの産地
ぶどう畑の中の小さな町
つぐみ横丁は、ワインの居酒屋や可愛いおみやげ屋がいっぱい
●ハイデルベルク
ネッカー川に架かるカール・デオドール橋には
鏡を持つサル?
サルには見えにくい像があり、顔を入れて写真を撮っていた
橋からはカッコイイ廃墟のようなハイデルベルク城が見える
●ローテンブルク
かわいい!!
ちょっと怖いもある『中世の宝石箱』といわれる、壁に囲まれた街(^_^;)
●フュッセン
◎ヴィース巡礼教会
教会の扉を開け、一歩足を踏み入れると
「お~お~~」と感嘆の声が出ます
ロマンティック街道のアルプスの麓に建つ、世界中の人を訪れる世界遺産の教会
「ヴィースの奇跡」の物語
ヴィース教会に安置されている
「鞭打(むちう)たれるキリスト像」は、1730年の聖金曜日に行われる聖体行列のために作られたものだった
像は寄木造りで彩色がほどこされていたが、関節を亜麻布(あまぬの-リンネル)で覆う姿が多くの信者の同情を呼び、やがて信者たちにより屋根裏にしまい込まれてしまったという
1738年3月4日、その聖像を哀れに思った農婦マリア・ロリーが、「鞭打たれるキリスト像」を譲り受け、熱心に祈りを捧げた。
すると、6月14日の土曜日の夕方と翌早朝に、木像の顔に涙のようないくつかの滴が発見された。
この「ヴィースの奇跡」の話は瞬く間に広がり、国の内外からの大巡礼が始まることになる。
多くの巡礼者が訪れることになった教会は、それまでの農場礼拝堂と本堂では手狭になり、新しい教会の建設が必要になった。
1745年、教会の建設は高名な建築家ツィンマーマン兄弟に委ねられ、兄弟は全身全霊をかけて取り組んだ。
そして、1754年、新しい教会は完成。
以来、多くの巡礼者を迎えている。
ちなみに主祭壇を手がけた弟ドミニコは、建築後も教会のそばに家を建てて、教会を見守りつつ生涯を過ごした。
その後、1983年、ヴィース教会は世界遺産に登録された。
るるぶより
◎ノイシュバンシュタイン城
ドイツの白鳥城(はくちょう)
日本なら白鷺城(しらさぎ)(姫路城)ね(*^^)v
ルートヴィヒ2世が城の建設地に選んだのは、王が幸せな少年時代を送ったホーエンシュバンガウ城と向かい合う断崖の頂上。
もともと2つの廃城があり、この城址を取り壊すことから工事は開始された。
崖上に広い平地を確保するため、岩山の頂部はダイナマイトで爆破。
設計は劇場美術画家クリスチャン・ヤンクが担当し、ロマンチックな王の嗜好が存分に盛り込まれた。
当初は新ホーエンシュバンガウ城と呼ばれていた。
およそ200人の職人が建築にあたり、1873年に北側の城門館が完成。
続く本館建設には膨大な資金と資材が投じられ、1879~80年の1年間だけでレンガ40万枚、大理石465t、セメント600tといった購入記録が残されている。
1881年に本館建物が完成し、内部工事へと移行。
1884年5月に4階の居住部が完成し、ルートヴィヒ2世が入城した。
翌年10月には母マリー皇太后を招き、城を案内している。
同時期にリンダーホーフ城、ヘレンキームゼー城の建設を進行させた王の築城熱により王家の財政はひっ迫。
1886年6月12日、ルートヴィヒ2世は王位をはく奪され、城の建設は中断される。
その後、1890年になって元の図面に沿って建築は再開されたが、城の中心に位置する予定だった天守閣と礼拝堂は未完成のまま、現在は中庭になっている。
王の死後、城の名は新白鳥城を意味するノイシュバンシュタイン城と改められる。
るるぶより